大人に効く「絵本セラピー®」の考案者である、絵本ソムリエ「岡田達信」氏を天草にお呼びし、絵本セラピーの講演とワークショップを開催したい。
「絵本の力を借りて目の前の人を笑顔にする」を実践されている岡田氏。長年、読み聞かせをしてきたのですが、その頃、これでいいのか?自問自答もあり、絵本セラピーの講演会とワークショップに参加しました。絵本の読み聞かせの経験をお持ちで、こころとの付き合い方(心理学や自己啓発)などを学ばれた岡田氏ならではの絵本セラピーに大きな感銘と気づきをいただきました。天草のみなさんにももっと体験いただきたいとの想いから、プロジェクトを決意しました。絵本セラピーを通して、子どもだけでなく、大人も自分を認め(自己肯定力も高め)、他者を認め、ダイバーシティ(多様性)を受け入れる天草にさらに高まることにより、人が出て行かない・戻ってくる・Iターンも増える天草にしていきたいと思っています。 文字通り、天草を絵本で元気にしたいです。
平和への思いと『読み聞かせ』との出会い
もう、18年ほど前のことです。娘が通っていた小学校で『読み聞かせボランティア」の募集があり参加しました。その頃、北御門二郎(トルストイ心訳者)先生との交流があり、先生の「平和に対する思いをどのようにしたら子ども達に伝えることが出来るだろうか?」と思っていましたので、(『読み聞かせ』を通して子ども達に伝えることが出来るかもしれない)と考え、トルストイ著「イワンの馬鹿」や「子どものためのお話」を読みたいと思ったのがきっかけです。学校で行われる『読み聞かせ』には時間的な限りがあり、トルストイ著の長文を読むのには苦労しました。 2,3回に分けて読もうとすると、前回来ていない子どももいたりします。また、「お昼休みは、元気に外で遊びましょう」などのアナウンスが流れてた(17,8年前)時期でした。ある時は非常ベル点検と重なって、突然非常ベルが鳴り出す!というハプニングも。まだ『読み聞かせ』の認知度が低く、誰も来なかったりとする中で、「子ども達を引き付けるには」どのようにしたらいいか?と考え図書館に浸ったたり本屋へ行き絵本を選ぶようになりました。
「邪道」と言われ、試行錯誤した時期を経て・・・
読んでいる中で、活動範囲は広がっていきました。行政の事業ではブックスタート事業、巡回講座、障害のある子どもたちの読書活動推進支援事業等。また、自分たちで開拓した場所もあります。赤ちゃんや子供たち向けはもちろんのこと、老健や福祉施設、天草エアラインの待合室では不特定多数のお客様に読み聞かせします。また、海外でも読み聞かせをさせていただきました。療育園や空港へは、「ことのはいろは」というユニットで音楽と絵本を組み合わせて行っています。音楽を担当している友人が音楽療法士の資格を取りました。友人が今回は北海道へ、今回は東京へと必死に勉強している姿を見て、私ももっと絵本の勉強をしたくなりました。今までもスキルアップの講座や講演へは行っていましたがなんとなく物足りなさを感じていたのは事実でした。そして、講演の内容が月日が経つにつれ少しづつ違ってきてもいました。私は読み聞かせの中で手遊び等をしていますが、「邪道です」と切り捨てられた時期もあったのです。そんな中で『読み聞かせ』のスキルを高めたいと思って、偶然出会ったのが「絵本セラピー®」という言葉でした。その考案者こそが「岡田達信氏」だったのです。
大人に効く「絵本セラピー®」
私は福岡に出かけ、絵本セラピスト®講座を受けてみて、岡田達信さんにすっかり魅了されました。絵本の活用方法、大量の課題図書の選択を通じ、『読み聞かせ』の幅が広がりました。毎月「たっちゃん」から課題が出てその度に絵本を探します。 聞き手がどのような方であれ、どのような子どもであれ、彼らに応じて絵本を選べると思います。その絵本に正解不正解がないともわかります。何より、私が18年間やってきた、時に邪道といわれた読み聞かせは間違いではなかったと確信したのです。絵本セラピスト協会のサイトはこちら。「絵本セラピストになってよかった」ことをセラピスト仲間に聞いてみました。「他人の意見や価値観を感情的にならずに聞けるようになったこと」「全ての考えはone of ideaであり自分は自分でいい」 「平和的に自分の意見を聞いてもらえるしアドバイスをもらえる居場所がある」 「自分が活躍できたり認めてくれる居場所があるって心の健康に大切」 「自分の意見を安全な立場で伝えることが出来、他人の意見を聞くことが出来、視野が広がり、さらには「自分は自分でいいんだ」と自己肯定感を育むことが出来る」などの気づきの感想を頂きました。私もその通りだと思います。 加えて、私は非常にたくさんの絵本と出会うことが出来ました。「ねっ!」一度たっちゃんのお話を聞いてみませんか?絵本のすばらしさを再確認し、自分が愛おしくなり笑顔があふれること請け合いです。
7月28日 絵本セラピー講演会「絵本はこころの架け橋」&ワークショップ
"いつか天草にお招きして講演会を開きたい。何度もチャレンジしましたが、実現は簡単ではありませんでした。今回、クラウドファンディングにて是非、天草で実現したいとプロジェクトを立ち上げました。講演会とワークショップの詳細です。
日時:7月28日(土)
●「絵本はこころの架け橋」講演会 13:30~15:00@天草市民センター第一会議室
●「絵本に学ぶコミュニケーション」ワークショップ 15:45~17:30@ぽぽらす会議室
【講演会】大人になると絵本を自分のために読むことがほとんどなくなります なぜなら絵本は子どものものだと思っているから。 しかし 子どものために読んでたはずの絵本で 自分が涙ぐんでしまったり 何かを思いだしたり 大切なことに気づかされたり・・・ そんな経験ありませんか? 実は大人と子どもの絵本の読み方は 脳の観点からも全く違うのです なぜそうなるのか 私自身の体験や具体的な面白い事例を通して 「大人が絵本を読む意味」をお伝えします そして実際にみなさんにも 大人が絵本をどう受け取るかという体験を して頂けるように工夫しています 絵本はそもそも自分一人で読むものというより 誰かに読んでもらうもの 子どもの時とは違う絵本の感じかたに あなたもビックリされるかもしれません 難しい話はありません 気軽に絵本を楽しみながら 大人ならではの絵本の使い方を 体験しにいらしてください。
【ワークショップ】ワークショップ(絵本セラピー)の内容紹介 大人と子どもでは絵本の感じかたが大きく異なります なぜなら大人は人生で経験してきた いろいろな体験や価値観や問題意識をもっていて 絵本の物語そのものを味わいながらも 自分の物語を重ねて感じているのです 絵本を囲んで絵本についての話をする関係では 素直な自分を出すことができますし お互いの違いも尊重しあえるので とても平和な人間関係ができます 絵本セラピーは 何冊かの絵本を読んでもらいながら 心に浮かんだことを話している内に 自分の心がほぐれ 周囲の人と自然な交流ができるよう 綿密に構成されたプログラムです でも参加者にとっては 「楽しい絵本の時間」だと感じるでしょう 絵本セラピーというプログラムは 絵本の力を借りて人と人を結ぶ場づくりのノウハウです プログラムが終わる頃には 参加者同士が 昔からの友達のようになっています 人によって感じる事は様々だと思いますので ぜひ一度「絵本セラピーを体験してみて下さい
岡田達信氏からのエール「絵本でいつの間にか世界平和」
絵本を介して人がつながると お互いを認めあう暖かい人間関係ができます。 それは私が大人に絵本を読む活動をしてきた 現場での実感です。 絵本を間に挟むと大人の利害関係が持ち込まれず 正解のない自由な世界の中で 自分を表現できるからだと思います。 いま不安や孤独が広がる現代社会で 絵本を通して誰かを笑顔にする活動をしている みなさまとは 「絵本でいつのまにか世界平和」を目指す 同志だと思っています。 この度は天草に呼んで頂き、 そんな想いを共有する機会を 与えて頂けることに感謝します。
絵本de元気inあまくさの第一弾として
あっ‼ッという間に17,18年が過ぎました。「アッ、絵本のおばちゃんだ」と言われて「ウフフ、ありがとう」なんて笑顔のやり取りをしています。家の方からも「親子の良い気分転換です」「家に絵本があると、子どもと過ごす時間がとても楽しくなります」「絵本を読んでいるとき、子どもがいとおしく感じられ子育てが楽しいと思えるようになりました」等と言葉をかけられます。私も、絵本を読む時は(気持ちが急き立てられず、心豊かに静かな時間をその場にいる人たちと共有することが出来る)そのアイテムに絵本が最適であると気が付きました。絵本は、聞いてくれる人だけでなく、読んでいるその本人さえにも「楽しい、うれしい」といった感情を湧き出させ、プラスの思考や恵みを与えてくれるという魅力があると思います。 絵本のおうちは近所のこどもたちが自由に絵本を読めるようにと、これからの絵本de元気inあまくさを実現するためにつくりました。今回のプロジェクトは天草から絵本をとおしてみんなに笑顔を広めたくて、スタートしました。今まで体験することのなかった、絵本の魅力を是非、一緒に味わいませんか?
ゆずり人へのお礼 (支援者へのリターン)
- コース 1(3,000円):
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「絵本はこころの架け橋」 講演参加チケット+手作りしおり
講師の立ち姿、絵本のめくり方・読み方が学べます。 - コース 2(4,000 円):
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「絵本はこころの架け橋」講演会参加チケット+手作りしおり
【特別席 前方の好きなお席をお選びください】 - コース 3(3,000 円):
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お礼のメッセージ かわいいストラップ ガラス工房「ゆかりや」さんの愛が詰まった 天草にちなんだストラップ1個
- コース 4(3,000 円):
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お礼のメッセージ 講師岡田達信氏著書「絵本はこころの処方箋」1冊
- コース 5(5,000 円):
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お手伝い参加券
+岡田達信直筆サイン入り著書1冊 (もしくはMOKO)
+「絵本に学ぶコミュニケーション」ワークショップ参加権: 視野が広がり、さらには「自分は自分でいいんだ」と自己肯定感を育むことが 出来る」などの気づくことが出来る。ワークショップ参加チケット - コース 6(8,000 円):
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天草にちなんだ絵本 コース1(講演会参加チケット+てづくりしおり)・絵本作家 永田由美さんのほのぼの手作り絵本 『とっこさん天草へかえる』他『パーテンさんとひがん花』などの中から1冊お選びいただけます
- コース 7(7,500 円):
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「絵本はこころの架け橋」講演会&「絵本に学ぶコミュニケーション」ワークショップのダブル参加チケット
- コース 8(10,000 円):
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恩送り 心を込めてありがとう。手作り切る絵はがき 1枚 フランス「ル・サロン」入選切り絵作家大久保美喜子作
- コース 9(5,000 円):
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絵本のおうち(天草市内某所)に泊まる権利(日程等は要相談)